■糖尿病なんでも事典
「糖尿病だから食事制限しなくちゃ」なんていう会話が最近身近になりました。
会社の同僚や上司、両親や祖父母、親戚、友人等…症状の度合いはあれこれですが、糖尿病を患っているという人は意外と周囲にいるものです。
また健康診断や人間ドックの検査結果で「糖尿病の可能性がある」と判断されたいわゆる糖尿病予備軍は、現在日本では1370万人以上と推定され、年々増加傾向にあるようです。
糖尿病は、食事を消化する時に作りだされたブドウ糖が、健康な状態であれば血液によって細胞に運ばれ、身体中の筋肉や臓器で消費されてなくなるのに、運ばれなくなることで、ブドウ糖が血液中に溢れかえって血糖値を上げてしまう病気です。
原因は、ブドウ糖を運んで消費させたり、貯えたりのコントロールをするインスリンというホルモン物質が不足してしまうことにあります。
糖尿病の怖さは、罹ってしまった初期にはまったく自覚症状が無いので、本人が「糖尿病かも?」などと気が付く事がなく進行してしまうことです。
そして進行によって命を失いかねない合併症になるリスクが高いのです。
3大合併症として有名な「糖尿病神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」他にも様々な疾病を招く糖尿病は、一度罹ってしまうと完治するという事ができません。
糖尿病にならないように、また悪化させて重篤な状態にならないように生活習慣や食生活を見直し、予防に心掛けることがなによりも大切です。