糖尿病にはいくつかの種類があります。
ブドウ糖をコントロールするインスリンを作る膵臓の細胞が破壊され、インスリン不足になってしまう幼児期からの「1型糖尿病」。
糖分や脂質ばかりを好み、ビタミンやカルシウム等の栄養素が不足した偏った食事や、慢性的な運動不足等の生活習慣が原因で、インスリンの働きが衰えたり、量が少なくなる「2型糖尿病」があります。
また両親や祖父母が糖尿病だった場合の遺伝や感染症、免疫異常、妊娠も糖尿病を引き起こすことがあります。
そのうち日本では、2型糖尿病が95%以上を占めています。
戦前は少なかったといわれる糖尿病の患者数は、戦後昭和30〜40年代を境に急激に増加しました。
これは質素な和食が食生活の中心であった日本に、肉や乳製品、オイル等をたっぷり使った欧米型の食事文化が入ってきたことで糖質、脂質の多いカロリー過多の食事中心に変化した事、コンビニエンスストアやファストフードの急速な普及と拡大により、いつでもどこでも食べ物や飲物が調理の手間もなく食べられるようになった事、スナック菓子等間食が手軽に買えるようになった事等食生活の変化に原因があると言われています。
そして歩くより車やタクシーを使う、階段よりエレベーターやエスカレーターを使ってしまう事、生活が便利になってきた事の弊害とも言える慢性的な運動不足も原因と言われています。
糖尿病や合併症に対する知識不足や、美味しさや便利ばかりを追求し栄養素等に対しての関心が低いグルメブーム等も糖尿病の増加に拍車をかけてしまったようです。